個人輸入サイトでED治療薬が販売される背景
EDは周囲に知られることが恥ずかしいと思っている人が多い病気です。そのため、ED治療薬品を対面ではなく、インターネッ上で手軽に購入できる個人輸入が増えていて、薬も安く販売されています。思わず購入しようと思った方注意してください!その陰には危険も潜みます。ここでは、個人輸入が多い理由と危険性を紹介します。
第4のED治療薬ステンドラからみる流通事情
欧米で販売されている、バイアグラ、レビトラ、シアリスに次ぐ第4のED治療薬と言われてる「ステンドラ」に注目が集まっています。ステンドラはバイアグラよりも即効性があり、飲み始めから15分で効き始め、食事やアルコールの影響を受けにくいED治療薬です。
レビトラ、シアリスのジェネリックは、国際的に特許が満了を迎えていないので、本来は存在しないはずですが、インドでは特許法の違いから製造して数種類が流通しています。
これらの治療薬は、インターネットを使えば簡単に手に入るため、個人輸入による購入者が増えています。個人が輸入する分に関しては、薬機法の規制対象外となり、医療用医薬品であるED治療薬も医師の処方なしに輸入可能です。インターネットだと人に知られずしかも、安価で手に入ることが大きな理由といえます。
ED治療薬代行輸入サイトの乱立
人に知られず、安価に手に入るED治療薬の個人輸入ですが、税関を通すための難しい手続きが必要となります。そのため、海外医薬品を扱う個人輸入代行サイトの利用者がほとんどです。「医薬品 個人輸入」で検索すると多くの代行業者がリストアップされます。こうした代行業者を通せばアマゾンや楽天のような一般的な通販サイトと同じように日本語で記載されているので、英語が苦手な人でも利用できてしまいます。
輸入代行サイトで購入した医薬品の40%が偽造医薬品
日本国内で未承認の医薬品の広告宣伝は、薬機法によって禁止されていますがなぜ可能なのでしょうか。それはED治療薬を扱う業者の運営元のほとんどが海外資本で拠点が国内にないからです。日本国内の消費者に向けて日本語で広告するのは薬機法違反ですが、海外に拠点があり、あくまでも客の依頼に応じて個別の商品輸入手続きを請け負う形式である以上日本の法律を適用するのが難しい状態です。また、日本国内でED治療薬を製造しているファイザーやバイエルンなどが行った調査によると、代行サイトで購入した医薬品の40%に効果がないか、必要以上に薬品が入っている偽造医薬品であることが分かっています。
危険!健康被害にあう人も
安易にネットで個人輸入代行から購入し、偽造医薬品をつかまされ、健康被害にあう人もいます。偽造薬品を造っている場所は不衛生な町工場で作られていたり、それっぽく見せるために有害な顔料を塗布していたりする物もあります。海外産の偽ブランドでもロレックスやエルメスであれば体に害はありませんが、偽造医薬品は下手をすれば死に至ります。リスクを考えると、まずは医師に相談して、正規の医薬品を手に入れるべきでしょう。
ED治療薬を通販で求めるのは本当に危険なのか
個人輸入サイトではなく専門のED治療クリニックのサイトからなら、正規のED治療薬品を通販で購入することができます。EDクリニックが首都圏にしかなかったり、新型コロナウィルスの影響で通院することを控えなければならなかったりする方にオンラインで処方し薬を郵送するサービスを行っているクリニックもあるからです。そういうところでなら、偽造薬品の心配はなくなり安心してED治療に取り組むことができるでしょう。