身を乗り出す男性

改善しよう

習慣というのは子供の頃から少しずつ身についていくものです。
良い習慣ならそれを続ける事のメリットもありますが、悪い習慣は自分へのデメリットを増やすだけです。

簡単には改善できない事もありますが、自分をダメにするまえになんとか改善しておきましょう。
よくありがちなNG習慣を紹介しますので、参考にして頂ければ幸いです。

いつの間にかやってしまっている事

ビジネスメールはできるだけ早く返信したほうがいい場合もありますが、絶えずメールチェックをする人は、知らない間に時間を無駄にしている可能性がありあす。

確かに急ぎのメールにはすぐに対応できるので良いのですが、ひっきりなしにメールチェックをしている人は、メールの通知機能をオフにしてみましょう。

ただし全く確認しないのも問題ですから、メールチェックをする時間やタイミングを決めておくのです。
こうすれば決まった時間以外のメールチェックに無駄な時間を費やす事もなくなります。

完璧主義も仕事には必要と思いがちですが、完璧主義者ほど自分に振り回されている事が多いのです。
完璧さを求めてしまうと、何かをやり遂げない限り次に進めません。

できない時は適度に切り上げ、次に進んだほうが時間を有効的に使えます。
こだわりが強い完璧主義者ほど、時間を無駄遣いしがちです。

一度に全部やろうとする

マルチタスキングとも言いますが、一度にあれもこれもやろうとすると、必ずどこかに支障が出ます。
この状態はまさに、二兎を追う者は一兎をも得ず、です。

そもそも人の脳は1度に1つの事しか対応できないようになっています。
聖徳太子は別としても、普通は1度に1つの事しかできませんから、欲張らず1つずつ確実にクリアしていきましょう。

気が散る要素が多い人は意外と多いようです。
ある研究で仕事をしている時人は、11分ごとに気が散るという結果が報告されています。

これは仕事場の環境にも原因がありますが、仕事をする時は気が散る要素を可能な限り排除しておきます。
携帯は音を消す、仕事中はドアを閉めておく、仕事中に余計な事をしない、など工夫はできます。

整理整頓ができない人も時間を無駄にしてしまいがちです。
散らかっている方が落ち着くとか、自分なりにわかっているから良いなどと理由をつけて片付けない人がいますが、探したい物がすぐに見つからない場合は時間のロスです。

整理整頓をしておけば、すぐに探し物も見つかりますから、できるだけいらない物は処分するか、引き出しや棚の中にしまっておきましょう。

なんでも自分でやってしまう

責任感が強いのは良い事ですが、それが度を過ぎると人任せにできなくなります。

どんなに優秀な人でも限界はありますから、そうなる前に人に頼る事を受け入れましょう。
人に頼む事でかなり楽になり、仕事効率が良くなるのも事実です。

頼まれるとNOと言えない人も損をしている事が多いです。
余裕が有るなら引き受けてもいいと思いますが、明らかに無理がある時は断る勇気を持ちましょう。

どこかで境界線を引いておかないと、後で取り返しのつかない事になる可能性もあります。

仕事とオフの切り替えをはっきりさせておく事も大切です。
NOと言えるようになれば、世界が変わってくるかもしれません。